2004年11月27日 「死刑を止めよう宗教者」ネットワーク主催・第四回セミナー「共に命を考える～Ｔｏｇｅｔｈｅｒ ｆｏｒ Ｌｉｆｅ～」開催
－米国少年死刑囚を撮り続ける写真家の講演ー
「死刑を止めよう」宗教者ネットワーク主催のセミナー第四回が開かれます。
今回は、アメリカで少年死刑囚の写真をとり続けているカメラマン、トシ・カザマさんを講師にお招きしました。
【トシ・カザマさんについて】
渡米31年、現在ニューヨーク在住のカメラマン。アメリカの死刑存置州の中には、少年犯罪でも死刑が執行される州がある。彼はアメリカ大手放送網であるABCやNBCでさえ撮影許可がおりない中で、8年にわたり20人の死刑囚を撮り続けている。彼の写真は少年死刑囚、死刑囚の家族、被害者家族、犯罪現場、刑務所、死刑執行現場、死刑器具など、犯罪を多面的に捉えている。等身大に引き伸ばされたモノトーンの写真を持って、全米・また日本各地で講演を行っている。 撮影を通して出会った、少年たちの命を、彼はどのように見つめてきたのか。カザマさんは、講演と作品の展示をとおして、奪われる命、奪う命の意味を問いかける。
| 日時： 2004年11月27日（土） 18：00～20：00（開場17:00予定） 講師： トシ・カザマ氏 会場： 日本聖公会神田キリスト教会 （地図） 参加費：500円 *申込不要。会場へ直接お越しください。 主催： 「死刑を止めよう」宗教者ネットワーク 問合： アムネスティ・インターナショナル日本 tel03（3518）6777 |
2004年11月22日 いのちの尊さを考える 米国少年死刑囚を撮り続ける写真家の講演 | 日時： 2004年11月22日（月） 午後7時～9時 会場： 京都ＹＭＣＡ国際福祉専門学校 地下ホール 京都市上京区烏丸今出川下ル TEL：075-432-3191 ＪＲ京都駅から地下鉄今出川下車、6番出口より徒歩1分 講演者： トシ・カザマさん（米国少年死刑囚の写真を撮り続ける写真家） 参加費： 500円 主催： アムネスティ・インターナショナル日本・死刑廃止ネットワークセンター大阪、 大本・人類愛善会、真宗大谷派解放運動推進本部 真宗大谷派死刑廃止を願う会 協力： 京都ＹＭＣＡ 問合せ先： アムネスティ大阪事務所 ＴＥＬ：０６－４３９５－１３１３ |
【トシ・カザマさんのプロフィール】
渡米27年、現在ニューヨーク在住のカメラマン。アメリカの38州では死刑を存置しており、19州では少年犯罪に対して死刑が執行される。彼はアメリカ大手放送網であるＡＢＣやＮＢＣでさえ撮影許可がおりない中で、4年半かけて20人の死刑囚を取り続けた。 彼の写真は死刑囚、被害者、犯罪現場、刑務所、死刑執行室、死刑器具など、犯罪を多面的に捉えている。等身大に引き伸ばされたモノトーンの写真には、「罪を犯しても人間、もっと命を尊ぶべきではないか」という彼のメッセージが強く刻まれている。 会場に持ち込まれた彼の作品には、死刑囚のみならず、彼らの家族や被害者の遺族、死刑囚が収監されている刑務所の刑務官や、電気椅子、注射器などの死刑執行室も含まれている。 その中でもひときわ大きな電気椅子と少年死刑囚の写真を背にして、一人ひとりの少年死刑囚との出会いやそれぞれの事件の詳細、また彼らが今死刑囚であること以外アメリカのどこにでもいる少年少女と変わらないことを語る中で、そこに銃社会、麻薬、貧困、差別、教育、医療などの社会の様々な矛盾が集約していることを指摘する。 そして、「なぜみんな罪に対して罰しか考えないのか？死刑について反対・賛成と言うが、どうしてその犯罪が起きたのか、どうしてそういう人間になったのかを考えないのか？」と語りかけ、執行によって問題が忘れ去られてしまい、死刑が根本的な解決にならないことを訴える。 38州が法律で死刑を規定している米国では、絞首刑、電気椅子、薬物注射、ガス室、銃殺と五種の死刑が行われており、刑務所長のそれぞれが「他州の死刑執行は人間的でない」と互いに批判していたことを紹介し、「何か人間的な死刑執行のしかたってあるんですか？！」と来聴者に語りかけた。また自ら撮影した少年が執行された瞬間何も出来なかったことを嘆き、「死刑はそういう自分たちみんなが関わっている」と強調した。
2004年11月25日 米国少年死刑囚を撮り続ける写真家トシ・カザマさんと、ロックバンド・ヒートウェイブのコラボレーションイベント| 日時：2004年11月25日（木） 開場＝18時30分／開演＝19時30分 場所：赤坂グラフィティ （詳細） 出演： トシ風間、山口洋、細海魚 入場料： 1,500円（ドリンク代別） 問い合わせ： 東京地獄商事 03-5436-6977 受付方法： このイベントへの参加ご希望の方は、電話 or イーメールのいずれかの方法で予約後、 当日会場受付にて入場料＋ドリンク代のお支払いとなります。 （電話予約）電話予約は、11月11日（木）と11月12日（金）の2日間、12時～21時まで受け付けま す。お名前、連絡先、ご希望人数、（地獄社員の方は社員番号）をお知らせください。 予約番号をお伝えします。 受付電話番号：03-5436-6977 （メール予約） メール予約は、（heatwave@five-d.co.jp）にて予約を受け付けます。 11月19日（金）17時までを、一旦締め切りとさせていただきます。締め切り後に関し ては随時ご相談ください。 件名（Subject)には「EYE ON PRECIOUSNESS予約」本文には、「お名前、電話番号、 ご希望人数、（地獄商事社員の方は社員番号）」を明記の上、送信してください。東京 地獄商事より予約番号を返信いたします。 |
2004年11月7日 野田正彰さん講演会～「罪」のゆくえ、「責任」のゆくえ愛するものを奪われた「被害者」の求めているものは何か。 被害者は、加害者の死刑をのみ望んでいるのか。 人を殺してしまった加害者の「責任」、死刑を命令するもの、 命令を受けて執行するものの「責任」を考えたい。
| 日時： ２００４年１１月７日（日）午後１時２０分～３時５０分 場所： アピオ大阪２０５号 06-6941-6331 （地下鉄中央線長堀鶴見緑地線またはJR環状線「森ノ宮」駅下車すぐ） プログラム： スライド上映「死刑はどのように執行されるのか」 野田正彰さん（関西学院大学、社会病理学）講演 会場展示「日本軍慰安婦ハルモニたちの絵画展」 当日資料代： ８００円 主催： 死刑廃止フォーラムinおおさか 問い合わせ： ０６－６６８１－１０６７（坂口） |
2004年10月29日 世界死刑廃止デー・アムネスティ「子どもと死刑」キャンペーン特別企画、
保坂展人さん講演会「こども・いのち……そして死刑を考える」
暴力が呼び水となって新たな暴力を生み出す暴力の連鎖が止まりません。その犠牲に なって世界中の子どもたちは殺されています。アメリカ、イラク、パレスチナ、チェチェン、日本…９月１４日に日本で死刑の執行がありました。死刑で何が解決されるのでしょうか？
１０月は世界中で死刑廃止に関するキャンペーンが展開されます。大阪でも保坂展人さん（前衆議院議員、前死刑廃止議員連盟事務局長、教育ジャーナリスト） を招いて死刑の問題について、特にアムネスティは現在子どもと死刑についてのキャ ンペーンを実施中ですので、少年に死刑を科す問題などについてもあわせて考えます。
【保坂展人さん略歴】１９５５年生まれ。１６歳から内申書裁判の原告としてたたかう。１９８０年代より 学校問題のルポを次々と発表。いじめや不登校で悩んでいる子どもたちの声を電話で受け止める 活動を１０年間つづけるなど、市民運動にも関わってきた。１９９６年１０月に衆議院議員に当選。 議員時代は死刑廃止議員連盟の事務局長などで活躍。
| 日時：２００４年１０月２９日（金）午後６時３０分開場、７時開始 場所：ドーンセンター 06-6910-8500 （京阪天満橋駅、地下鉄谷町線天満橋駅：１番出口から東へ３５０メートル） 参加費：７００円 主催：（社）アムネスティ・インターナショナル日本 死刑廃止ネットワークセン ター大阪 問い合わせ：大阪事務所（０６－４３９５－１３１３） |
2004年10月23日 第二回世界死刑廃止デー記念講演会「国家の暴力－戦争・死刑・人権」| 日時：１０月２３日（土） １８:３０～２０:３０ 場所：在日大韓基督教東京教会 （飯田橋徒歩５分、東京都新宿区若宮町24、ＴＥＬ０３－３２６０－８８９１） 参加費：５００円 講師：高橋哲哉氏（東京大学大学院総合文化研究科教授） 主催：（社）アムネスティ・インターナショナル日本（死刑廃止ネットワーク東京） 共催：日本キリスト教協議会「在日外国人」の人権委員会 国家と人権のせめぎあいを考えるための視点を、死刑を含むいくつかの具体的な 事例から講師の方に語っていただき、国家の暴力の真の姿と、その結果もたらされる深刻な人権侵害について、今一度、考えたいと思います。 |
2004年9月19日 死刑執行抗議集会9月19日、9月14日に処刑された宅間守さん、嶋崎末男さんへの執行に抗議する集会が開かれます。
| 日時：9月19日（日）午後6時 場所：文京区民センター ３Ｃ室 （丸ノ内線もしくは南北線後楽園駅下車すぐ） 地図 主催：アムネスティ・インターナショナル日本 フォーラム９０ |
2004年9月4日 袴田事件再審高裁棄却決定報告集会| 日時：9月4日（土）午後6時から 場所：静岡県男女共同参画センター あざれあ 内容：東京高裁の不当決定に対する報告 今後の展開について 姉・袴田秀子さんより ほか 主催：袴田事件弁護団 協力：袴田ネット |
2004年9月3日 宗教者ネットワーク主催、「死刑執行停止を求める －諸宗教の祈りの集い－」| 日時：9月3日（金）午後7時から 場所：大本東京本部 〒110-0008 東京都台東区池之端２－１－44 大本東京本部 TEL: 03-3821-3701（代） FAX: 03-3821-5283 JR上野駅・御徒町駅から徒歩15分 地下鉄千代田線湯島駅・根津駅から徒歩10分。 Map 参加費：無料 ※ この9月に死刑の執行が行われるのではないかと、危ぶまれています。 死刑の執行停止を求め、各宗教団体・NGOからメッセージを世に強く訴えます。奮ってご参加ください。 |
2004年5月28日 宗教者ネットワーク主催、「共に命を考える」第３回東京セミナー「被害者との対話（仮）」| 日時：5月28日（金）18時半会場 19時開演 場所：在日大韓基督教会東京教会（礼拝堂下ホール） JR飯田橋近く テーマ：「被害者との対話（仮）」 内容： 聖エジディオ共同体の挨拶 基調講演・菊田幸一さん(明治大学） パネルディスカッション・高木日出喜さん（大本）、池住圭（聖公会）、玉光順正さん（真宗大谷 派）他 主催：「死刑を止めよう」宗教者ネットワーク 連絡先：アムネスティ日本 柳下（03-3518-6777） |
2004年5月24日 「共に命を考える」第3回京都セミナー「死刑制度を考える」 ～犯罪被害者遺族と少年死刑囚の課題を通して～
日時：５月２４日（月）午後７時～９時３０分 場所：東本願寺 地図 （真宗大谷派宗務所３Ｆ 第４．５会議室） 講演者：レニー・クッシング氏（犯罪被害者家族の死刑廃止団体ＭＶＦＲ代表） トシ・カザマ氏（米国少年死刑囚の写真を撮り続けている写真家） 参加費：無料 主催：真宗大谷派同和推進本部 真宗大谷派死刑廃止を願う会 大本教・人類愛善会 アムネスティ・インターナショナル日本・死刑廃止ネットワークセンター大阪 タイム・スケジュール： ６時３０分 受付開始 ７時 開催あいさつ ７時１０分 レニー・クッシング氏講演 ＊通訳：柳下惠子さん ８時 アムネスティ 「子どもと死刑」キャンペーンのアピール ８時１０分 トシ・カザマ氏講演 ９時 質疑応答 ９時３０分 閉会あいさつ 連絡先： アムネスティ大阪事務所 ℡：０６－４３９５－１３１３ |
2004年10月7・8日 第４７回人権擁護大会シンポジウム「２１世紀日本に死刑は必要か」（仮題）於・宮崎※ 第４７回人権擁護大会シンポジウム「２１世紀日本に死刑は必要か」（仮題）２００４年１０月７日、８日に宮崎で開催される第４７回人権擁護大会の第３分科会シンポジウムのテーマに、死刑制度問題に関する提言実行委員会が提案した「２１世紀日本に死刑は必要か－日弁連死刑執行停止法案と死刑制度の未来をめぐってー」（仮題）が決定されました。
※ 当シンポジウム成功のために、下記の日程で、全国でプレシンポが開かれます。奮ってご参加ください。
| 埼玉・4月28日（水）主催：さいたま弁護士会・関東弁護士連合会・日弁連 場所：さいたま共済会館 テーマ：「死刑存廃論」 名古屋・5月15日（土）主催：名古屋弁護士会・中部弁護士連合会・日弁連 場所：名古屋弁護士会館ホール テーマ：「犯罪被害者から見た死刑制度」 東京・5月29日（土）主催：日弁連・東京三弁護士会 場所：日弁連会館クレオ テーマ：「ゆれるアメリカの死刑制度」 アメリカ調査報告 死刑執行停止と犯罪被害者支援活動（和解のための殺人被害者遺族の会代表、レニ・クッシング） アメリカの少年死刑囚（トシ・風間） 大阪・6月19日（土）主催：大阪弁護士会・関西弁護士連合会・日弁連 テーマ：「難事件における弁護活動」 仙台・6月26日（土）主催：仙台弁護士会・東北弁護士会連合会・日弁連 講演：辺見庸 松山・7月17日（土）主催：愛媛弁護士会・四国弁連・日弁連 場所：国際ホテル松山 テーマ：「あなたが死刑囚になったら」 札幌・8月7日（土）主催：札幌弁護士会・北海道弁連・日弁連 テーマ：「冤罪と死刑」 広島・8月28日（土）主催：広島弁護士会・中国弁護士連合会・日弁連 テーマ：「死刑執行停止法（亀井静香死刑廃止議連会長）」 福岡市・9月4日（土）主催：福岡弁護士会・九州弁連・日弁連 テーマ：「藤本事件」 ＊一般参加は自由、会費はいずれも無料です。 連絡先：日本弁護士連合会法制第二課（03-3580-9844) |